あんしん豚が生まれるまで

日本では病院で使われている2倍以上の抗生物質が農場(おもに畜産現場)で使われています。 藤井ファームでも19年ほど前、1990年頃までは、抗生物質やワクチンを使って普通に養豚を行ってきました。 しかし、その抗生物質がだんだん効かなくなって来ました。豚に薬に対する耐性菌が出来てきたからです。

すると薬品会社から新しい薬が発売され、その薬を使いました。 しばらくは効いているのですが、またその薬にも耐性菌が出来、効かなくなってきます。 薬品会社は、「もっと量を増やせ、それでも効かなければ新しい薬を」と言ってきます。そして又新しい薬を使います。 その繰り返しをやっているうち、こんなイタチごっこはなんだかおかしいと考えるようになりました。

そこで、健康な豚を育てようと1990年より、いっさいの薬品使用を止めました。 切り替えた当初は、毎日豚がころころ死んでいきました。 そうした苦労の上、独自に研究を重ね、ストレスの無い環境で、免疫力を高め健康な豚を育てるという現在の方法にたどり着きました。 一切の薬を使わないようになって19年目です。

独自の飼育方法は「あんしん豚ってなに?」のページにも詳しく載せてあるのでどうぞご覧下さい。 薬を使わない豚は、おいしい、臭みが無いとの反響をいただいています。 それと同時に、安心安全な人に喜んでいただけるものを作っていこうという、励みにもなり努力を重ねています。

経歴

1965年 茶園120a 畑80aの造成事業に伴い堆肥作りのため肉豚10頭導入
1967年 三重県布引開拓農協よりラウンドレース5頭導入、人工授精にて一貫経営開始
1970年 分娩舎(330・)建設
1971年 肉豚舎NO.1(400・)建設
1978年 畜産環境保全事業にて肉豚舎NO.2(330・)堆肥舎(400・)
1983年 種豚舎(300・)飼料庫(150・)建設
1984年 ストール豚舎、単飼房豚舎(520・)舎1991年 ウィンドレス豚舎、離乳、子豚舎(600・)
1990年 無薬飼育を始める。
1995年 環境保全特別対策事業にて、堆肥舎(585・)建設 SF式撹拌機導入
1998年 堆肥ストック舎建設
2001年 個人消費者向けの販売開始
2004年 新豚舎・分娩舎建設(1600・)
2005年 加工施設完成
  • あんしん豚の誕生のきっかけとなった白川茶の畑
  • 小高い山のふところに、ファームの各豚舎や茶畑、スタッフの住居などがあります。
  • バラ凍結シリーズ
  • お得用シリーズ
  • 極旨ハンバーグ
  • モモ・カタ小間切れ新発売
  • 金賞受賞塩豚
  • メディアに掲載されました
  • 薬品残留検査を受けています
  • 藤井ファームblog
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